シン・つれづれ草

シンガポールに暮らし、感じたこと、思うこと、体験したことなどを綴ります

オンラインMBA

コロナによるロックダウンの暇つぶしに始めたブログだが、この2ヶ月間放置。理由は明白で、オンラインMBAのsummer termが始まって忙しくなったから。そもそもこのsummer termが始まる前に1ヶ月ちょっとの春休み期間があり、ここを使って東南アジアのどこかに旅行に行こうと思っていたのにそんなことはまるでできない世の中になってしまいました。いつになったら旅行行けるんでしょうね。ていうか、いつになったら日本に自由に帰れるようになるのか。。

さてこのオンラインMBAですが、、米国のマサチューセッツ州立大学ビジネススクールのオンライン講座でありまして、昨年4月から始めて僕は2年半から3年間くらいで修了させる予定。修了するとちゃんと大学院卒と履歴書にも書くことができます。日本では院卒って仕事をする上で何のメリットもないですが、おそらく欧米では、キャリアの面で大学院卒という肩書きは結構大事だと思われます。それが給料だったり、ポジションだったりに影響することがあると思う。一流企業のシニアのポジションだとMBA持ってて当然のような雰囲気がある気がします。もちろん全員じゃないけど。数年前に国連職員に興味を持って調べたことがあるのですが、国連など国際機関への就職は、大学院卒が前提になっているのがほとんどであきらめたことあり。日本では大学でしっかり勉強したことよりも、部活動だのバイトだのでどんな経験をしたかが就活で重要視されたりしますが、やっぱりちゃんと勉強してビジネスの基礎知識を得たり、論理的思考能力を鍛えるって仕事のパフォーマンスに直結すると思うのです。大学時代遊びほうけていた私が言うのもなんですが。

それで、取り組んできたsummer termの科目は Customer & Marketsというものですが、要するにマーケティング・プランを5人のグループを組んで2ヶ月半くらいでゼロから始めて完成させるというものでした。明日がこのFinal Reportの提出〆切で最後の仕上げが残ってますが、まあ先は見えたのでこのブログ書いてる次第。グループで一緒に取り組んでくれた皆さん、ご苦労様でした。ありがとうございました。Final Reportは英文で約90ページ、さらにこれのプレゼン資料がおそらく50-60スライドくらいになるでしょう。いやあ大変だった。こんなに英文書いたの初めて。日本語でもこんなに書いたのは大学の卒論以来かと。コロナでずっと在宅勤務で出張や付き合いの飲み会がゼロなのでやれたけど、コロナ前の普通の状態だったらさらに大変だったと思われます。毎週末レポートを書き上げるためにほぼこれしかしてない状態。平日もずっと在宅勤務で家にいるので、週末は気分転換にマンションのプールサイドでPCに向かっていたりしておりました。

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私たちのグループが選んだテーマは某日本のトラックメーカーが新たに開発するEVのマーケティングプラン。自動車産業というのはすそ野が広いと言われますが、今回レポート書くために色々とリサーチしてそれがよくわかりました。中学の技術の時間にエンジンの分解と組み立てをやらされた意味もようやく今になって分かった(40年近くかかりましたね)。ちょうどこのレポートに取り組んでいるときに、Teslaが時価総額TOYOTAを抜いたということが話題になったりして、毎日のようにEV関連の話題は記事になっており、いずれEVの時代がやってくるなと思わされました。問題はEVの時代がくるかこないかではなくて、いつくるのか、ということだと思いますね。まるで家に帰るとスマホを充電したり、職場で充電切れそうになると充電するように、車で家に帰ったら充電プラグつないで、旅先ではサービスエリアやホテルの駐車場の駐車スペースに充電用アウトレットがあって、休憩中に充電するという使い方になるのではないかと想像します。そのとき日本の自動車メーカーは生き残っていられるか??

明日Final Reportを出すとMBAプログラムはまた1ヶ月半ほど夏休みに入ります。どこも行けないので、この2ヶ月間の運動不足解消に、スイム、バイク、ランと時々ブログを再開するつもり。