シン・つれづれ草

シンガポールに暮らし、感じたこと、思うこと、体験したことなどを綴ります

シンガポールのコロナ対策と街の様子

ベタなネタだが、シンガポールでも不要不急の外出が禁止されたこと、しばらく前から外国から渡航をほぼシャットアウトしたことにより、街から人が消えて見たこともない風景に。記録を残しておこうと思う。

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最初の写真は去年の某日、いつものマーライオン前。常に観光客でごった返している。ハチ公前の賑わいといった感じか。で、次のが先週の写真。広場にいたのは僕とサイクリストの二人だけ。。マーライオン君はいつも通り水を吐いてたが。こんな光景、半年前に一体だれが想像できただろうか。まるで映画の世界だ。

 

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マリナベイサンズのショッピングモール前。ここもいつもは人で溢れているが、モール全体がしまっているので時々通るジョギング、サイクリングの人以外はだれもいない。

 

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ボート・キーの居酒屋、クラーク・キーのHOOTERSももちろん閉店。クラーク・キーは東京でいうと六本木のようなところで、バーやクラブなどが多くあり早々とこれらの店は規制の対象になりゴーストタウンに。

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ロバートソン・キー(こちらは青山って感じの町)も閑散としているが、近くに住む人たちがジョギングや散歩をしていたりして、かろうじてテイクアウトとデリバリーのために開けている店が多い。クラーク・キー(六本木)と違ってロバートソン・キー(青山)は住んでいる人もいる落ち着いた町なので町自体はかろうじて生きている。

不要不急の外出は禁止されているし、知り合い同士で集まることも禁止されているが、一人あるいは同居家族とのジョギング、ウォーキング、サイクリング等は許されている。ほんとにジョギングくらいしかできることがないし、一日中在宅勤務で運動不足になるので朝や夕方は走っている人が激増。多すぎてちょっと感染リスクが心配になるくらい。(上の写真は昼まで暑いので走っている人もまばら)

 

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我が家のコンドのプールも使えなくなってしまった。週末になるとここで1kmばかり泳いで、プールサイドでのんびりするのを楽しみしていたのに。屋外だし、いつも数人程度しか使ってないし、別にいいじゃんと思うのだが、例外を作ると徹底できないからだろう。

 

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 日本では政府の布製マスクを配る政策が大不評らしいが、シンガポールも全員に布製の再利用可能なマスクが配られています。これそのマスク。その配布が終わったら今週から外出時は必ずマスクをしろという規制が実施され、違反者は罰金S$300。専門家じゃないのでどの程度の感染防止リスク軽減になるのかわからないが、医療用に使うわけじゃないんだから、まあないよりはいいでしょ。つばが飛んだりするのは防げるよ。ちょっと買い物行ったりするのに、残り少ない使い捨てマスクの残量気にするよりよっぽどいいです。なぜ日本ではああやって揚げ足を取るように政策の批判だけはするのか。そりゃね、言論の自由は大事だし、民主主義ですから正当な政権批判や監視は必要ですよ。でも批判しているあなたはそんなにご立派なんですか、と思う。この辺りの日本人の行動や発言については、改めて思うところを書いてみたい。